相手の話は最後まで聞くに徹する
よく話しかけてもらえる人には、聞き上手な人が多いです。
逆にすると聞いてもらいたいから話しかけたのに、すぐにそれを遮って自分の話をしはじめたりするような話したがり屋さんは嫌われる傾向があるようです。
話しかけてもらえる人になるために
話しかけてもらえるような人になるためにはどうすれば良いのか?
この人には話しかけたくないと思われないためにはどうすれば防げるのか?
いくつかまとめてみました。
良い人の傾向
- 相手の話を最後まで聞く。口下手な人でも意外とうちに秘めたことを話したがる人もいます。話を最後まで聞いてもらえるだけでも嬉しいものです
- 話に共感してくれる。人は肯定してもらえると嬉しいと共に、安心感をもつ。頷くといったリアクションをするだけでも全然うけが違います
- 一緒に考える姿勢をもつ。もし、悩みを相談されるようなことがあれば、まずは最後まで話をきいてあげ、共感してあげることで信頼度は上がります。さらに自分の意見を述べる前にどうしたいのかを確認することも大事。それをきかず、そうしたいと思っていたことを否定してしまうようなアドバイスを述べてしまわないように気をつけます。相談してくりょうな相手は、意外と自分の中で答えが決まっていて、共感や肯定してもらうことで、背中を後押ししてもらいがために話してくることが多いのですから
- 褒められたら素直に受け止め、それをきっかけに会話を盛り上げていく。せっかく相手が本心であろうがなかろうが、褒めてくれたことに対しては率直に受け止めましょう。それがきっかけで話の幅が広がっていきます
- ポジティブな会話。相手の長所を語る。といった具合に前向きにとらえられるような会話をするほうが、周囲からの信頼も向上します。相手を褒めることは大切で、褒められることで嫌な思いをする人は少ないはずです。ポジティブに、良いことを話していけば、ストレスがたまることなく、気分も良くなっていきます。
悪い人の傾向
- 相手が話はじめたら、話の途中でも自分の話を割り込んでくる
- 相手の話に対して否定からはじまる。否定したくても、まずはそういう意見があるんだということで「肯定」からはじめるべき。その上で、自分はこういう意見もあるんだけど、どうかな?といった感じで伺う姿勢も必要。否定されれば誰だって嫌悪感をいだくし、次からこの人に話しても無駄なんだと思われて、報連相へも悪影響を及ぼしてしまいます
- 相手の愚痴や相談に対して、真逆のことをアドバイスして否定的意見を述べるのは、相談してきてくれた方への最悪の対応です。さらに相談者が話している最中は絶対に口を挟まないことです。悩んでいることを打ち明けたい、相談したい人はとにかく話を聞いてもらいたいから話すのですから、最後まで聞いてあげましょう。それだけでも癒やされるものです
- 褒められても否定する。謙遜は日本人の美徳という方もいますが、褒められたことに対して異を唱えるのは相手に失礼です。素直に受け止めましょう。ウソつけとかへんに勘ぐると相手への不信感が増すだけではなく、自分にとってもストレスがたまるだけです
- 愚痴をひたすらこぼす。酒の席では特にグチをこぼすことでストレス発散している社会人は少くありません。愚痴や悪口は確かに盛り上がるし、一体感も生まれるのも事実。しかし、悪口を言うと実はストレスが増幅されていることがあります。負のオーラしかそこにはありません。敵とした人への憎悪感が増したり、言った後で他の人に告げ口されないかと心配したり、後から後悔となりストレスを余計抱え込んでしまうことになりかねません。それに、悪口を言っている人は、他の場では自分のことも悪く言っているのかもしれないと、逆に警戒感をもたせてしまい、寄り付いてこなくなってしまう危険性も考えられます。職場で愚痴を多くこぼそうものなら周囲からは、また愚痴こぼしているよといった風に思われ、良いように思われませんし、そこから当事者にその悪口が伝わることがおおいにあるので危険でもあるのです
- ノーリアクション。相手が話かけてくれているのに、うんともすんとも言わないのでは、相手もこの人は私に興味がないんだと思い、話してくれなくなってしまいます。オーバーリアクションする必要はありませんが、頷くだけでもして、話を聞いている姿勢を相手に伝えます